渋谷スクランブルスクエア9階「Tully'sCOFFEEcommu square」の一角、
毎月2週間だけオープンするイベントスペース「SCRAMBLEbooks&」にて
スークカンパニーがプロデュースする企画「DISCOVER JAPAN」を2025年1月16日(木)~29日(水)の期間で開催いたしました!
年末年始は衣食住の行事を通して「日本」や「日本人」を改めて認識する時期。
日本を、文化や民族、歴史、広い視野で俯瞰してみてみる。
そこには知らなかったモノやコト、
忘れかけていたモノやコトが浮かび上がってくる。
2025年1月5日から始まった大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。
18世紀の江戸時代の最先端で、日本のメディア産業、ポップカルチャーの礎を築き、
時にお上に目をつけられても面白さを追求し続けた蔦屋重三郎の生涯から、粋な通人の風流に思いを馳せる。
1週目
【お江戸の風流 たくなひあわせ】
「たくなひ」とは手拭のことで、
天明4(1784)年に戯作者山東京伝が開催した手拭の展覧会。
「たなくひあわせ」では、手拭の世界に用途ではなく、
”見て楽しむ”分野を初めて試みた画期的な催し。
当時の粋通人が趣向を凝らした手拭の図柄を競う風流な遊びで、
上野不忍池畔において行われていたらしい。
出品者の中には、松江の風流大名松平雪川、光琳派の画人としても著名な
酒井抱一をはじめ喜多川歌麿、五代目市川團十郎など錚々たる人物の名がある。
その復刻版手拭や、時代物の和皿など、当代の風流に思いを馳せる品々を紹介しました。
出品された手拭は、一枚一枚丁寧に手染めされています。
そのほかにも漆器や古い食器などもオリジナリティーが溢れ、
一つ一つデザインが違うので、吟味してご購入されるお客様も。
2週目
【お江戸の外連味、復活!当世浮世絵師 後輪】
幕末から明治にかけて活躍した絵師 河鍋暁斎の世界的なコレクターとして有名で、
しかも絵師としてモノトーンの仏画や極彩色の浮世絵などを巧みに描く
加納節雄氏の浮世絵作品を紹介。
暁斎も得意とした「百鬼夜行」の鬼や妖怪、
歌舞伎「児雷也豪傑譚」の登場人物で蛇を自在に操る大蛇丸など、
この世とあの世を自由に動き回る怪しいものたちを繊細なタッチで極彩色に描き出している。
古くてかわいいもの、
古き良き日本を象徴する食器など「江戸」を感じさせるものが数多く出品されました。
スークカンパニーはこれからも
楽しい時間、素敵な空間をたくさん提供していきます。
みなさま、ぜひ足をお運びください。
次回は、「FUN TO CREATE」を開催。
刺繍、編み物、ソーイングなどを通して、自分で物を作ってみる。
作っている間の集中やリラックス、出来上がった後の満足感や愛着を味わう。
どうぞお楽しみに!♪